【DVD映画】デイリーランキング2008年09月29日 付集計分

犬と私の10の約束 プレミアム・エディション

【1位】犬と私の10の約束 プレミアム・エディション / 田中麗奈

スパイダーウィックの謎 スペシャル・コレクターズ・エディション

【2位】スパイダーウィックの謎 スペシャル・コレクターズ・エディション / フレディ・ハイモア

最高の人生の見つけ方

【3位】最高の人生の見つけ方 / ジャック・ニコルソン

紀元前1万年 特別版

【4位】紀元前1万年 特別版 / スティーブン・ストレイト

フィクサー

【5位】フィクサー / ジョージ・クルーニー

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション

【6位】クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション / リジー・キャプラン

ミスト

【7位】ミスト / トーマス・ジェーン

ブラックサイト

【8位】ブラックサイト / ダイアン・レイン

王妃の紋章 デラックス版

【9位】王妃の紋章 デラックス版 / チョウ・ユンファ

スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション

【10位】スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション / トビー・マグワイア

プラダを着た悪魔

【11位】プラダを着た悪魔 / メリル・ストリープ

300〈スリーハンドレッド〉

【12位】300〈スリーハンドレッド〉 / ジェラルド・バトラー

映画 クロサギ スタンダード・エディション

【13位】映画 クロサギ スタンダード・エディション / 山下智久

つぐない

【14位】つぐない / キーラ・ナイトレイ

ヒットマン 完全無修正版

【15位】ヒットマン 完全無修正版 / ティモシー・オリファント

マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション

【16位】マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション / ノラ・ジョーンズ

お姉チャンバラ THE MOVIE デラックス版

【17位】お姉チャンバラ THE MOVIE デラックス版 / 乙黒えり

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

【18位】マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 / ダスティン・ホフマン

魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション

【19位】魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション / エイミー・アダムス

犬と私のやくそくパック『犬と私の10の約束 プレミアム・エディション』+『やくそくわんこ』

【20位】犬と私のやくそくパック『犬と私の10の約束 プレミアム・エディション』+『やくそくわんこ』 / 田中麗奈



犬と私の10の約束[プレミアム・エディション](2枚組) / 田中麗奈/加瀬亮/福田麻由子/池脇千鶴/布施明の口コミ

あまり劇場で映画鑑賞中に感動して涙を流す事は滅多に無い俺ですが、本編の終盤には涙ボロボロでした。昔、実家で犬を飼っていたのですが、俺は本編にはかなり感情移入しました。よって、犬好き・ペット好きには★3〜4個の評価だと思いますが、それ以外の方が感動できるかどうかはわかりません。それと、1980年代の洋楽ファンとしてはシンディ・ローパーの名曲「タイム・アフター・タイム」を本編中に効果的に使っているのも気になりますが、メタル・ファンとしてはイングヴェイ・マルムスティーンのアルバム「トリロジー」のCDを何気に紹介しているのが気になります。「トリロジー」の曲が本編中に使われてはいなかったかと思いますが、俺は異常に気になります(笑)。ちなみに、この映画を鑑賞後に「SOYJOY」のCMを見るとまた違う意味でウケます(笑)。【ノビー2474】

主人公あかりが犬のソックスと暮らした10年間のものがたり。少女時代、あかりにとってソックスは無二の親友。だが、あかりが成人すると、ときに疎ましい存在にさえなり、「ソックスのためにたくさんの事を我慢してきた」などと口にすることも。ペットからは大切な贈り物をもらうけど、それには日々の世話が必要。そんな両面が目の当たりに。そしてペットを飼うことは、生命を最後までを見守ることでもあるだろう。ソックスとの別れのとき、あかりの心には感謝すべきだったことが次々甦ってくる。取り乱したように泣きながらもらす、「だってこのあいだまで子犬だったじゃない」ということばが胸に響く。ペットだけでなく、家族や親類、同級生、先輩、恩師、友人たち。。。日々何気なく接してきたのに、失うそのときになって、実はとても大切な存在だったのだと気付かされる、誰もが経験するその瞬間が、せつなく表現された感動的な場面でした。構成上、後半どたばたした部分があり、映画としての完成度では難もある。でも犬たちの演技が素晴らしく、また、あかりのパパを演じる豊川さんの輝きも抜群。そして、あかりの少女時代と成人後を演じる福田麻由子さん→田中麗奈さんへのリレーが本当にお見事、拍手モノでした。ペットを飼う人、飼ってた人だけでなく、暖かいきもちになりたいかたに、おススメです。【ちゃんどの】

スパイダーウィックの謎 スペシャル・コレクターズ・エディション / フレディ・ハイモア/メアリー・ルイーズ・パーカー/ニック・ノルティ/ジョーン・プロウライト/デヴィッド・ストラザーンの口コミ

個人的な評価は★3.5個です。ゴールデンウィーク期間中は15本以上劇場で映画を観たのですが、この映画には正直あまり期待していませんでした。しかし、意外と良かったのです。1回目は字幕版で鑑賞して2回目は吹替版で鑑賞したのですが、2回目も十分楽しめたのです。ただの子供向ファンタジーかと思っていたら、ちゃんと一族のドラマ、家族ドラマもきちんと描いていたのが大人の俺でも2回目の鑑賞も楽しめた理由だと思います。少し予定調和的な部分もありますが、話のテンポは凄く良いですし、出だしは少しホラーっぽいですし、けっこう楽しめます。フレディ・ハイモアの1人2役も良いと思います。ただし、大冒険という感じの映画ではありません。監督にも注目したくなる作品でした。ちなみに、劇場鑑賞時は吹替版の方が観客が笑っていました。【ノビー2474】

The Grace family (mother, twin brothers Jared and Simon Grace, and their foil bearing sister, Mallory,) a little economically down on their luck and recovering from a nasty divorce moves into a creaky old house left to them by their great aunt Lucinda Spiderwick (Joan Plowright.) Jared (Freddie Highmore plays Jared Grace/Simon Grace) finds Uncle Arthur Spiderwick’s”Field Guide to Magical creatures. ” This unleashes a plethora of creatures that what the field guide to help them gain their rightful place in the world. Unfortunately their place means the elimination of the Grace family. Naturally mob is oblivious to the threat until it is too real to ignore and too late.The main theme to the story is of a dysfunctional family that must band together to survive the onslaught magical creatures. This results in each member understanding the other better; now they metamorphose to a co-dependent family. The set of books that are really one story in five cauterize books of course present a more in-depth story where the children are more cunning and resourceful. There were many compromises as movies must make them to fit the media and time constraints. However some changes were not necessary and down right uncalled for. Hogsqueal the hobgoblin was changed from a cunning creature that changed sides at will until and if his true colors showed, to a squealy revengeful cartoon character. I will not go into the other characters but also we are not told that the goblin’s roasting spit is the family cat, leaving us to wonder if it was the Easter Bunny. And what is with the cuter walking off into the sunset type ending running a chivalrous exit.Because Blu-ray is just a standard now and everything is made in it there is no reason to go in to the intricacies. The DVD extras are mostly rehashing the movie.【the_bernie-at-tx-rr-com】

様々な妖精が登場します。可愛いのや、怖いのやら個性的な妖精達は見ていて楽しい。中でも、普段は働き者だが、怒ると変身してしまいハチミツで元に戻るシンプルタックが面白かった。人間ドラマも充実していて少年の成長と家族愛も描かれていてラストは泣けました。ハイモア君が二役で性格の違う双子を演じています。食べ物等が戦いの武器になったり、不老不死になれる空間が有ったりします。大人も楽しめる驚きと興奮の冒険ファンタジーです。【ゴールドベリ】

妖精やクリーチャー(怪物)が大挙登場する。視覚効果をフルに使った、子供向けのファンタジーとしてそれなりに面白いです。「妖精」と一口に言っても「いい妖精」と「悪者(怪物)妖精」の2種類が存在していて、悪妖精が世界征服と妖精&人類滅亡を狙っているという設定。屋敷を囲むように結界が張ってあったり、秘密の地下トンネルが作ってあったり、グリフィン(デカい怪鳥)が登場して「ネバー・エンディング・ストーリー」よろしく大空を舞い上がってみたり、鳥が好物のブタ妖精にツバをかけられると、子供たちは見えない妖精が見えるとか、子供ウケするファンタジーネタを入れ込んでいます。設定が甘く、ツッコミ所もありますが、基本的にプロットはしっかりしていて大人が見ても子供が見てもきちんと楽しめるように作られていると思います。ありがちではありますが、「家族の絆・再生」というテーマもいい。主演のフレディ・ハイモア君が二役を演じています。あんまり、二役にした意味がないような感じですが、とりあえず性格の違う兄弟を演じ分けています。(苦笑) 妖精やクリーチャーの図を収めた本を作り封印した大叔父に「ボーン・アルティメイタム」や「マイ・ブルーベリー・ナイツ」で印象的な演技を披露したばかりのデヴィッド・ストラザーンや、大叔父の娘で、いまや88歳になっている叔母役にジョーン・プロウライト、悪玉怪物にニック・ノルティ、母役にメリー・ルイーズ・パーカーなど演技派も散りばめたキャストもよかったです。【一色町民】

まず、子役フレディ・ハイモアの演技力を楽しみたい方にはお勧め。双子をどのように演じ分けているか、それなりに見ごたえがある。「奇蹟のシンフォニー」と比較も楽しい。CGに関して、お決まりの妖精世界の範疇を超えた描写・構成力を見るか、怪奇的な色合いが濃い特殊効果をじっくり楽しむか。従来とは異なる妖精の描写を堪能できる。ストーリーを辿る時、きょうだいを中心に見るか、親子の葛藤を見るか、妖精に魅入られた人々の悲劇に幕を引く過程を、様々な伏線を辿って楽しむか。特典映像を辿りながら、様々な角度から丁寧に楽しむことのできる作品。マニア向け。【寧夢】

最高の人生の見つけ方 / ジャック・ニコルソン/モーガン・フリーマン/ショーン・ヘイズ/ロブ・モロー/ビバリー・トッドの口コミ

余命宣告された老人二人が病室で意気投合し、最期に一華さかす微笑ましい作品です。当然、死・老・病が避けて通れないテーマですが、決して陰鬱な映画とはなっておりません。むしろ羨ましいほどのはっちゃけぶりです。身体は歳と共に衰えていきますが、気持ちだけは死ぬまで元気でありたい。そんな風に思わされる映画です。何を始めるにも遅すぎということは無い。と前向きな気持ちにさせてくれます。ジャックニコルソンの熱演がよかったです。毅然と生きてきたエドワードが、死と直面した時にふと見せる侘しさみたいなものが、ひしひしと伝わってきました。どのような死を迎えるかは、神のみぞ知るですが、果たして余命宣告された時、彼らみたいな行動をとれるだろうか…。あなたなら”棺桶リスト”に何を書きますか??【DJ TOSHi】

本作はモーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンの共演を楽しむ映画だ。ストーリーはガンにより余命短い2人の老人がやってみたいこと次々と楽しむというストーリー。家族の愛が大切という下りもありがちなストーリーなので安心して観られる反面、目新しさがない。原題は「バケットリスト」(棺桶リスト)なのに、邦題は「最高の人生の見つけ方」といったよくある自己啓発本のようなタイトルなのが気になった。本作では富豪のジャック・ニコルソンがいるからこそ、好き放題なことが出来るのであって、「最高の人生の見つけ方」についてはまったく触れられていないからだ。つまるところ童話「青い鳥」や「オズの魔法使い」につながるような普遍的なストーリーであった。我が家と家族が一番‥良いのだ。【sprout】

人生の最終段階で、それまでに出来なかったことを思う存分やりつくし、そして最高の友を得るなんて。そんな話は現実にはありっこないと思いますが、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが、まるで自分自身を演じているように、役柄にぴったりはまっているから、そんなこともあるかなとも思えてしまう。自動車整備工カーターの誠実さはフリーマン自身の特質と思えるし、わがままいっぱいなのにどこか可愛くて憎めない実業家エドワードは、ニコルソンそのままに見えてしまう。70歳の俳優2人が主役で、癌で死んでいく話なのに、みんながニコニコする明るい映画を作れるのは、ハリウッド伝統の技かもしれないですね。会話がウィットとユーモアに溢れていて、見ていて楽しい。エドワードの秘書・トマスのキャラがまた秀逸で、エドワードに散々皮肉を言われても意にかいさず、更に皮肉で切り返すという絶妙なコンビネーション。エドワードに「お前が俺だったらどうする?」と聞かれて「私なら秘書に全財産を残します」と答える。(笑)志半ばで終わってしまい、全部達成は出来ないのかと途中で思わせるのだけど、ラストのオチがまた良く出来ています。脚本、映像、演技と3拍子揃いましたね。【一色町民】

死を前にして「やり残したこと」を遂げるために珍道中を繰り広げる2人の老人から「人生の意味」を見つめ直す作品。かたや生真面目な黒人自動車修理工。家庭は円満。愛する妻と3人の子供に恵まれ、孫もいる。けれど、本当は学者を目指して昔は大学に通っていた。妻の予想外の妊娠のため大学を中退せざろう得なくなる。それから早45年。子供も立派に成長し独立したが66歳になる。かたや大病院をいくつも経営する大富豪。事業は成功したが家庭は破綻。4回結婚したが上手くいかずただ一人の娘とも絶縁状態。81歳になる。そんな2人が共に不治の病を宣告され同じ病院の同じ病室に隣り合わせたことから意気投合し、人生の最期を前に長年の夢を叶えようとする。・スカイダイビングに挑戦。・憧れの車を駆ってのゴーカート。・世界各地の名所を観光。・荘厳な風景を目にする。・アフリカで狩りをする。・見ず知らずの人に親切にする。・腹が痛くなるほど大笑いする。・世界一の美女にキスしてもらう。・喧嘩別れした娘と和解。・・・・いやはや凄い豪華な世界一周だな。撮影に時間がかかったことだろう(笑)。だが、そんな「見た目の豪華さ」が勿論、この作品の伝えたいことではない。仕事に尽くし家庭に尽くしてきた修理工には「自分のやりたかったこと・望みを取り戻して」と。家庭を顧みず仕事一筋でいた人には「ひとりぼっちのままで本当にいいの」と。そして、それはそのまま「我々、観客の視点に通じる」。自分の本当に求めていたものは何なのか?もっと自由に!もっと自分らしく!人生を楽しもう!と気付かせてくれるメッセージと見た。もっと重い内容かと思いきや、意外なほどに「ライト」な仕上がりとなっております。個人的には富豪の男の秘書が「いい役どころ」だと思います。2人の老人の我儘とも取られかねない珍道中を見事にサポート。こういうのを「忠臣」というのでしょうね。【臼井健士】

人の生死がある種のテーマともなりますが、決して悲しい作品ではないです。こうした類の作品は数々あると思いますが、こちらはまず2大スターの演技も見所でしょう。人生の期限を知らされた時、それまで何をし、どう生きるか?‥この辺は陽気に描かれてますね。この二人が作品では主役なのですが、現実、この二人の人生を最後まで見届けた『遺された者』が本当の主役かも知れません‥。遺された者が生涯遂げた二人の後始末をする‥といった最期を締める立場もまた重要なポイントだと思うからです。映画館では老若男女問わず観客が来場されていた作品です。【ダーツ】

紀元前1万年 特別版 / クリフ・カーティス/カミーラ・ベル/スティーブン・ストレイトの口コミ

エメリッヒ監督には、何時も漉かされている。『インディペンデンスデイ』しかり『GODZILLA』しかり『デイアフタートゥモロー』・・・。しかし、毎回、題材に興味を強く魅かれて、悔しいがつい観てしまう(愚)。なんでもあり!なのが、この監督の持ち味の一つなのだろう。それを受け入れられるかで評価も大きく変わると思うが、ドラマ部分が希薄で深みが無いのは、いただけない。今回もCGは凄いが、それももう今更な感じで・・・残念ながら楽しめるところが、無かった。【goldeneye】

これは素晴らしい作品でした。まずタイトルが紀元前1万年という時点で、すでに傑作ですよね。頭いいです。エメリッヒさんは。これだけで、何でもアリの世界観を作り出せるからです。だって、紀元前1万年前なんて誰も見たことも、行ったこともないからです。うわー、オモシロいですよー。ホント。マンモスがいっぱい出てきましたね。スゴく興奮しました。出てくるだけでも興奮するのに、メッチャ走るんですよ。いっぱいのマンモスがとりあえずドカドカ走っていて、その迫力ったらないです。マンモスって最高だなぁ。マンモスが出てくる映画はまず傑作ですからね。『アイス・エイジ』とか。途中のデカい怪鳥に襲われるサスペンス演出も素晴らしかった。怖い怖い。まー、ストーリーはドーデもいーといったらドーデもいーですが、とびっきりシンプルでいいです。一番の見所は、ヒロインのカミーラ・ベルちゃんです。個人的に。いいよね、カミーラ・ベルちゃん。かわいーなー。『沈黙の陰謀』以来のファンです。『紀元前1万年』必見!【ジャック・パウアー】

お金の掛った大作、特にパニックやアクション映画などのハラハラドキドキのド迫力映像が好きで今回もそれを期待したが、特にハラハラドキドキもしないまま見終わってしまった。「失われた世界」の再現を期待し、絶滅した動物達の様々な生態と石器人達の過酷なサバイバルが描かれているのかと思いきや、出て来たのはマンモスとサーベルタイガーとダチョウに似たデカイ怪鳥ぐらい。ストーリーは他部族に誘拐された仲間と妻を救う救出劇だが単調で、最後はなんだかスターゲイトを見ているよう。暇つぶしにもなるかならないかといったところ。【n.t】

こんなつまらん映画が25周年集大成!だって??????退屈極まりない映画だ【コロ】

プリズン・ブレイクのマイケル役の吹き替えでお馴染みの東地さんが主役の声を当てているので吹き替えで見ましたこれだけ大昔をテーマにする映画はあまりないのですが、ストーリーが微妙でしたCGは良かったのですが、今の時代技術が進歩してるのでCGさえ良ければ評価されるものではないと思うので勿体なく感じましたただマンモスや巨大ヘビ、サーベルタイガーとこういったモンスターがたくさん出てきますので、そゆうのが好きな人はいいかもしれませんがレンタルで十分な作品です。【ホワイ】

フィクサー / シドニー・ポラック/ジョージ・クルーニー/トム・ウィルキンソン/ティルダ・スウィントンの口コミ

モミ消し屋という法律事務所の裏稼業の仕事ぶりやジレンマを人間味っぽさを出しながら描いています。これまたアメリカの暗部を告発するような問題作かと思いきや、ただの娯楽作品でした。というよりも、娯楽作品としても成立していないかも。マイケル・マンの映画を見ているようなスタイリッシュな映像。が、残念ながら演出においてマンには到底及んでいません。説明不足で、予備知識なしで見たら人間関係がすぐには把握できず、ヤマ場もなかなかやってこない。個人的には主演のジョージ・クルーニー以外に見るべきものはありませんでした。【Cat in Yebisu】

最近 洋画つまんないね。ジョージクルーニが好きじゃないと見れないね【たっきゅー】

観る前は社会派サスペンスと思っていたが(確かにそうには違いないのだが)、それよりも、これは、アメリカのパワーエリートたちのストレスとプレッシャーについて、そしてビジネス(営利主義)と良心との折り合いのつけ方についての物語だ。今作の主な登場人物は、“掃除屋”と呼ばれる汚い仕事の後処理を任される借金まみれの弁護士と、その同僚で企業の訴訟担当のエキスパートとして馬車馬の如く働き続けた挙句内部告発に走る男、その顧客の大手医農薬会社で男性社会の中でのし上がってきた法務部門の最高責任者の女の3人。ある者は焦燥感、ある者は呵責感、そしてある者は保身と責任感と、いずれも今の立場であり続ける事への強迫観念に駆られているよう思える者たちだ。どの人物に感情移入するか、或いは誰にも出来ないかは観る者の判断に任される処だが、絶対的な社会悪が背景にあるにも拘らず、個々の善悪の境界は曖昧。“悪”のパートを受け持つ女性に、理知的で毅然とした“顔”を自ら演出しながらも、緊張と不安に苛まれる人間的な弱さ、組織防衛の為悪の世界に手を染めていく悲哀さを感じる。演じたティルダ・スウィントンの感情の機微を表す顔の表情が素晴らしい。結果的に主人公の窮地を救う事になる馬たちを見ながら、そう言えば今作のプロデューサーで俳優としても出演していたシドニー・ポラックの幾つかの監督作には、馬が効果的に使われていた事を思い出し、今作が彼の遺作となった事との因縁を思う。【hide-bon】

原題は主人公名の“マイケル・クレイトン”。「フィクサー」とは、“もみ消し屋”の意味だが、そんな凄みはなく、借金まみれでこどもとも別居中、苦難の人生まっただなかという感じの中年男。どっちかというと“こどもを守るために”行動しているようにみえてむしろ人間的だ。 そういうわけで邦題がまぎわらしいのだが、実は大いなる“もみ消し”をしているのは対決する企業のほうで、その“法務部長”カレンを演じるティルダ・スウィントンの演技が、実に、見応えがある。美しくもなんとも妖しく、徐々に悪魔に心を売ってゆくかのような表情の変化が見事。オスカー助演女優賞受賞にふさわしい、まさに鬼気迫るような、素晴らしい、円熟の演技だ。 この映画は特に彼女の演技だけでも鑑賞に充分値する、とおもう。企業の“もみ消し”がからむもうひとつのサスペンス「ナイロビの蜂」は傑作だったが、みたあとなんともやるせなかった。ネタばれはさけるが、ともかくこっちのほうが、救われた気分で見終えることができる、ということだけはいえる。じっくりみると、かなり見応えのある社会派サスペンスです。【ちゃんどの】

会社法を専門とする巨大弁護士事務所に勤務するマイケルは、元検察官だ。表の顔は弁護士であるが、どの案件にも係わらない彼の本当の仕事は、裏家業、フィクサー、いわゆる揉み消し屋である。腕は買われているものの、仕事に情熱も見出せなくなっていた。かといって、離婚や起業の借金などを抱え事務所をやめて新しい人生を歩むというわけにもいかない。そんなマイケルが、良心の呵責に耐えられなくなって気がふれてきた同僚の処置を頼まれたことによって、大いなる陰謀に巻き込まれることとなるのである。自らのキャリアと命を懸けたマイケルの行く末は…2007年度のアカデミー賞で、数々の部門でノミネートされるも(助演男優賞以外は)受賞を逃した’Michael Clayton(原題)’。その最大の要因は、マイケルを駄目男に徹することを避けてしまった脚本にあるだろう。途中で心を入れ替える弁護士の話、いわば勧善懲悪ものにしてしまったところで、すっきりしてしまって、鑑賞後の余韻が全くないのである。しかしながら、だからといって本作品が駄作というわけではない。そんなこと、断じてない。乗った瞬間に全速前進するジェットコースターのようで、話の流れについていきにくい脚本だが、食らいついたところにくるスリルとサスペンスのアップダウンは、本当によく出来ている。そして、何よりも、俳優陣の演技力が拍手喝采ものなのだ。何だか嫌々働いている凄腕マイケルを演じるジョージ・クルーニだけではない。周りを固めるすべての役者の迫真の演技が、本作品を上級のサスペンスに仕立てているのである。【Miminha】

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション / の口コミ

レビューのタイトルはブレアウィッチ未見なもので。クローバーフィールドのタイトルは知ってて、CMは見たかもしれないけど忘れてる状態でDVD見ました。悪くないと感じました。主観映像の怪獣映画で主人公は逃げるだけの人というのは今までなかったのでは。・胸毛ドットコム辺りでジェットコースターの列に並ぶ・ブサイクがカメラ任されるあたりで切符切られてジェットコースターに乗り込む・ブサイクが好きな子に逃げられるあたりで固定バーが降りてくる・弟が揉めだすあたりで坂をかっちょんかっちょんと登り始める・停電で坂の頂点、加速が始まるといったイメージでしょうか。後半はほぼ休みなしなので、前半まったりしてないとメリハリつかないのでこれでOKでしょう。ジェットコースターって長時間乗るものではないし上映時間も短めで。説明ほとんどなしでエヴァみたいに次の映画では答えがあるんじゃないか、と思わせ延々引っ張る手法を採ってる感じなのでそれほど深く考えなくていいのでは。突っ込みどころは多いですが、パンプスだかヒールだかで57階まで上がるなよと思いながらも引き込まれて後半はあっという間でした。HAKAISHAというサブタイトルついてて、ああこれはわざわざつけるくらいだし最低でもダブルミーニング、上手い人ならトリプルだな、破壊と破戒、誰が戒めを破るのかな〜と見ていましたが特に誰も・・・破壊者をアルファベットにしただけなんでしょうか・・・ここのレビューで面白いくらい賛否両論なのが、この映画の新しさを物語っていると思います。バリゾーゴンなどのようなこけおどし映画ではないことは確かです。あと、ジェットコースターに対して、揺れると苦情を言うとか、人生訓や説明を求めるのは筋違いではないでしょうか。【krush】

前半パーティーでの人物紹介だけど、退屈で入り込めない。パニック映画は単純に最初から楽しめないと。逃げながらカメラを回し続ける、落としたカメラをわざわざ拾うといった行動に冷めてしまう。ブレアウィッチもそうだけど、始終ビデオカメラを見させられるのは辛かった。ハズレ映画のひとつ。【fairymilky】

ヒットマンが見たかったけど、レンタル中でクローバーフィールドをなんとなく借りてみましたがっ…失敗でした。お金返してください。これは、映画ですか?なんのために映画化したのか知りたいです。お金の無駄です。ドキュメンタリーぽく撮ってますが全然リアルじゃないし、見ているとだんだん疲れてくるし、怒りさえおぼえます。それがどうしたんや!って感じです。 【ハム太郎】

どんな状況になっても最後まで手放さないビデオカメラ、かえって現実味がない。エンディングの部分、いくらなんでもあれはないでしょう。続編を予感させるならさせるでよいが、きちんと終わらせるべき。あれではただ「突然終わった」というだけ。続きを見たくなるような展開を見せてこそ「予感のある終わり」でしょう。途中の展開は悪くないだけにもっと丁寧に作りこんで欲しかった。辛辣ですが、やはり駄作と言わざるを得ないです。【ナミツキ加藤】

架空の物語をドキュメンタリータッチで描くなら、分かりやすくしなきゃ自分の持つ情報と照らし合わせ理解するということができない。内容から言って、娯楽に徹した方がよかったと思う。最初の約20分の映像は本編の中でどれくらい重要な位置づけだったのか?。あまりに前ぶりが長すぎてそこまで観ただけで疲れてしまった。楽しめる作品ではなかったことは自分の中では確かであり、評判の大きさの割には最近にない駄作だった。【さえき】

ミスト / トーマス・ジェーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン/ローリー・ホールデン/アンドレ・ブラウアー/トビー・ジョーンズの口コミ

アメリカの映画でラストを強引にハッピーエンドに入れ替えて、内容が半端になりがちな映画が多い昨今、こういう結末は新鮮で良かったです。序盤の異形のCGがやけに安っぽく感じましたが、霧の中の異形はなかなか良かったです。観終わった後、絶望と皮肉、この言葉が頭に浮かびました。【アマト】

物語の終わりまで、B級ホラー映画を見ているようだった。相変わらずの話だねえ。また怪物かよ・・・と思いつつ最後の車で脱出する話が、最も衝撃だったねえ。拳銃を使わずに、もうちょっと頑張れなかったのか悔いが残って、見終わっても呆然とした。何が起こるか最後の最後までわからないのが人生だ。・・・イイ教訓を得たね。最後まであきらめないことが大切だってこと。そして運命は皮肉だってことさ。【Endeavor】

内容はスティーブンキングらしく単純だが、さっぱり訳の分からない展開に、初っ端から釘付けになる。ロメロ監督のゾンビを思わせるスーパーマーケット内でのエピソードや、人間追い込まれると何にでもなってしまうところなど、おかしな状況の中でのリアリズムがより物語を引き締める。数々登場するクリーチャーのまた魅力的なこと。細部まで拘っているなと関心しきり。結構残酷な有様は最後まで期待を裏切りません。スプラッター描写を抑えてよくここまで出来る様になったなといった好例。この映画は、ホラーファンから長く支持されそうな予感がする傑作の一本ではないでしょうか。タイトルだけ見るとB級ぽいが、内容はバッチリA級です。お薦めですよ。【kacchonn】

ストーリーはとてもいいのだけれど軍の実験で異次元の扉が開いたという設定が気にくわない。それならば他の世界から来たらしくクリーチャーのデザインももっと異質な姿形の物を出して欲しかった。いかにも地球にいそう(蜘蛛やカマキリ)【笑えるw】

序盤は非常にハラハラドキドキで楽しめました。霧の中で一体何が起こってるのか気になって仕方がありませんでした・・・が問題はラストです。あのラストは駄目だと思います。賛否両論ありますが、非常に後味が悪いです。1日ブルーでした。(笑)非常に衝撃的なラストですが、後味の悪い衝撃なら素人でも作れます。確かにラストでハッピーエンドになれば監督の訴えたい事が半滅していたかもしれませんが、そこが監督の腕の見せ所じゃないでしょうか。【honhon】

ブラックサイト / ダイアン・レイン/ビリー・バーク/コリン・ハンクスの口コミ

Saw好きなら観なきゃ損です。killwithme.comというサイトに殺されそうな人がアップされます。誰もアクセスしなければその人は死にませんが、アクセスすればするほどその人の死ぬスピードが早くなる。当然みんな他人事ですし人が死ぬ所なんか普段見れないためサイトにアクセスしまくります。人の心理をうまくついたアイデアは素晴らしい。ですが肝心の犯人の動機もそこまでしなくてもって感じたし、一人であの犯行は無理だろwと突っ込み所満載ですが、楽しめます。ps ラストはあっけないですよ〜w【剣桃太郎】

余計なツッコミは不要。 ただただインターネットの恐ろしさに恐怖しろ! ・・・・そして、「人」の好奇心に・・・。 見て損はナイよ。その辺の映画よりは面白いんだから。【ミズシナ】

殺人中継サイトとFBIの攻防を描いているのですが、公開処刑はエグいが、それなりの「いまどき感」があり。ネット犯罪ものとしてもアイディアが効いています。ちゃんと見せ場はあるし、物語のメリハリがハッキリしている。犯人は無差別猟奇殺人ではなく、ある事情が背景にあるのですが、惜しむらくは、この犯人の動機に説得力がイマイチないことかな。それに、悪役が、オタッキーな兄ちゃんって感じで、魅力が少々薄い。レクター博士のようにイッちゃっているけど、魅力的な人物であったなら、さらに面白かったと思います。犯罪とは何の関係もなく暮らしている我々普通の人は、誰だって自分の家族や友人の死をエンタテインメントだとは考えません。でも、他人の死には結構無関心になれる。死のエンタテインメント化。本当に、こんな死のライブ中継があったら、本作で描いたように多くの人々が見てしまうでしょう。どんな人間もが心の中に持つ、品性のなさ、どうしようもない嫌らしさを、あらためて提示して見せたという点でも面白かった。【一色町民】

王妃の紋章 デラックス版 / チョウ・ユンファ/コン・リー/ジェイ・チョウ/リウ・イェ/チン・ジュンジエの口コミ

中国、後唐の時代。「重陽節」といわれる繁栄を祈る祝祭に、王宮に王家の人々が一堂に会します。だが、その華々しい雰囲気とは裏腹に、王と王妃の仲はすでに冷えきっており、王妃は継子である皇太子と関係を持っていました。絢爛な映像美のなか、後唐王朝を司る王家の面々の愛憎劇が展開されます。見どころは、王宮の人々のきらびやかで豪華な衣装と、映画ならではの戦闘シーンの一大スペクタクルでした。【Wakaba-Mark】

やっとDVD発売になりましたね。この日を待っておりました。これは、ノベライズ版にならなかったので(あの映像を文章にすることが無理なのかもしれない)ひたすらDVD販売を待ってました。想像より割と低価格だったので、購入予定でいます。これを観る美味しい見所として、他のレビュアーの方々が書いておられるとおり莫大な費用を注ぎ込んで創られた「超」!豪華な衣装・セット・その他etc・・・色々あると思うんですが、私が感じた見所は、「配役の豪華さ」と「適切さ」です。まず、王妃を演じたコン・リー。チャン・イーモウ監督と公私共にペアを解消してから、10年ぶりのコンビだそうな。これはとても嬉しかったです。パンフレットを見ると、第一王子の愛人役だった宮女役の女優リー・マンが今「イーモウ・ガール」と呼ばれてるらしいのだけど、私にとっての「イーモウ・ガール」は、やっぱりコン・リーしかいないなあ・・・そう感じました。何と言うか・・・女性としても女優としても、コン・リーは今一番充実し、開花している気がします。チャン・イーモウとの初コンビの「紅いコーリャン」からずっと一貫して彼女が醸し出す強さ、もろさ、凛とした美しさはやはり素晴らしい。加えて今回は、王妃としての貫禄も十分。良くあの重い衣装を着こなしたと思います。最後の第二王子が死んだ時の絶叫は切なかった。あー。こう言う終わり方できるのはチャン・イーモウ×コン・リーしかいないと思います。そして国王役のチョウ・ユンファ、ドンぴしゃりでしたね。凄く、凄ーく怖かった。彼以外誰もコン・リー演じる王妃に対応できる俳優なんていないと思う。この配役が私は一番贅沢だったと思います。この二人と、チャン・イーモウの演出を観ているだけで十分元が取れたという感じ。国王の衣装も重そうだったけど、さすがチョウ・ユンファ!優雅に着こなしてるのがとても素敵でした。そしてあの眼力!チョウ・ユンファ以外、誰もできないのではないかしら?それぞれの王子の配役もあってました♪第一王子を演じたリゥ・イエさん。「山の郵便配達の息子か〜?」とびっくりしたけど、顔がどうしても中国版片岡鶴太郎に見えちゃったのが笑えてしまった!(ファンの方、スミマセン!)私は実はジェイ・チウさんより、深みのある役柄で演技も良かったと感じました。第二王子を演じた、ジェイ・チウさん。凄い人気なんですね。私は全く知らなかったので先入観なしで観ちゃったけど、最後の歌がやっぱり良かったです。あの歌詞、DVDでも日本語の字幕が入っていると良いな〜と期待してます。あれで最後、血なまぐさいラストが一気に和んだなあと思いました。第三王子演じたチン・ジンジュエ君♪まだ素人っぽさが抜け切らないところが素直で無垢(実際違ったけど)な第三王子にあってましたよ。後は漢方医師とその妻、娘役の俳優女優さん。皆手堅く配置したな〜と思いました。そして最後の決戦の場面、CGを使わなかったのが良かったです。「さすがチャン・イーモウ!見せ場わかってるなあ」と思いましたもん。何人のエキストラを使って戦わせ、そして死なせたんでしょうね。もう人が人に見えない。ただの兵士と言う一つの駒にしか見えない。これは怖いシーンでした。そして国王側が勝利して、国王が王子全員を殺してしまったのに、家来に命じて汚れた宮殿をすっかり新しく絨毯を敷き詰め、美しい幾万本の菊の花を飾り、全く同じように、何も無かったように「重陽節」の祝いの準備を再びさせたところ、ここが私の中では、この映画のクライマックスでしょうか?「王家の掟〜殺しあうこと」をチャン・イーモウは徹底して見せてくれたなあ・・・と思いました。今開催中の北京オリンピックともあいまって、チャン・イーモウの作品の中の非常に大きな存在感のあるDVDになると思います。「豪華さ」「壮大さ」を十分に楽しめます。後は、チャン・イーモウの「形式美」。豪華な宮殿の作りや、衣装の配色、時を告げる宮廷人の美しい詩の様な台詞(←私はこれをもう一度じっくり堪能したいのでDVD購入決めたのもあります)、そして「五感」を、特に視覚・聴覚を重視するイーモウの演出「宮女の鼓を打ち鳴らす音」、「金糸で菊花を刺繍する意味」(←唐時代の黄巣の詩から取ったのだそうです)など、ところどころに張り巡らされたチャン・イーモウのしかけが体感できます!チャン・イーモウ!やりましたねっ!この映画であなたは、今まで自分がやりたくてやったことをぜーんぶ見事にやってくれたって気がします。ご苦労様でした♪DVDで再び、舌なめずりしながら、じっくり堪能させて頂きます。(^-^)v【まりあ】

とにかく、セット、衣装、美術の壮麗さに度肝を抜かれる。「単騎、千里を走る」では控えていた、チャン・イーモウ監督らしい色彩美の追求が極限まで徹底された作品である。本作で追究する色彩は、菊の花の黄色及びそれに通じる黄金色。「始皇帝暗殺」やチャン・イーモウ監督自身が「HERO」の撮影で用いた巨大なセットの広大な広場を300万本の菊の花で埋め尽くす場面、黄金の甲冑の兵士が駆け巡る場面のスケールの壮大さには目を奪われる。そして宮殿も黄金尽くし。600本の金の円柱すべてに菊の紋章を施しており、王と王妃の黄金の衣装、その他華麗な衣装は数え切れず、王宮の床に敷いた絹の絨毯は1キロ・メートルに達したという。菊、黄金は唐末に大乱を起こした黄巣が自分を認めない社会を恨んだ詩の中の句「満城尽帯黄金甲」を連想させるものであり、本作の原題も「満城尽帯黄金甲」である。菊といえば重陽の節句(九月九日)ということで、盛唐の詩人王維の有名な詩も引用されており、中国史好きにとっては嬉しい作品だ。しかし、そういう歴史的背景に通じていなくても本作の面白さは十分伝わるだろう。ストーリーは、革命前の資本家一家の愛憎を描いた、中国では有名な現代劇を五代十国の時代に移植し、少し手を加えたもの。仕掛けの派手さにどうしても目が行くが、アジアの有名俳優の演技合戦、特にチャン・イーモウ監督と久々に組むコン・リーの冴え、チョウ・ユンファの貫禄は見ものだ。ただ、同じ歴史物でも、「HERO」のように見終わった後に心に響くものが少ない点が惜しい。それでも私にとって本作は「HERO」後のチャン・イーモウ監督作品では一番面白かった。華麗な歴史娯楽作として超一級の出来である。本作とは離れるが、チャン・イーモウが監督する北京オリンピックの開・閉会式も歴史に残るイベントとなることを期待したい。【ともぱぱ】

中国史上、最も絢爛といわれる五代十国時代の王家。ハリウッドの2分の1、3分の1の予算で作れるといわれる中国で、50億円近い製作費をかけただけあって、そのゴージャスっぷりは筆舌に尽くしがたいです。ゴールドの甲冑や衣装に300万本もの菊の花、延べ数キロメートルにもわたるシルクの絨毯、内側からピンクに光る柱等々。俳優陣も、香港台湾などアジア各国のスターと豪華。 「雷雨」という、伝統的な舞台劇に基づいているらしい。ですが、話の内容は、家庭内不倫に端を発する大戦争で、いってみれば王家の家族ゲンカですよ。歴史映画風に装っていますが、人物も内容も完全なフィクション。ところが、見ていると恐ろしいほど中国の特徴を的確に現す部分が多くて現在の中国情勢を連想してしまいます。 家族の絆がたやすく決裂するくだりは、分裂を繰り返してきた歴史と一致するし、一族であろうと裏切り者は容赦なく惨殺する姿は易姓革命の厳しさを表している。しかもその殺し方が残酷。 ともあれ、映像的豪華さ、迫力は相当なもので、現在の中国情勢とか連想しないで、純粋に娯楽活劇として観れば凄い映画には違いないです。【一色町民】

スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) (初回限定豪華アウターケース付) / トビー・マグワイア/サム・ライミ/キルスティン・ダンスト/トーマス・ヘイデン・チャーチの口コミ

売り上げとしては、かなりの好成績を記録しているスパイダーマン3公開前から話題が沸騰していたが・・・  私もスパイダーマンを楽しみに見ました主人公の恋の悩みなど、とにかく良く描かれていた・・そして、期待のヴェノムのスパイダーマン戦闘は良い。だが・・・ そこまで面白くない。のが、最初感じたことですね。期待されていた、黒のスパイダーマンも出番がほとんど無い。少しでるだけで、またすぐ赤に戻る ストーリーは相変わらず単純。敵が来て倒す。 まぁそこが人気の一つでもあるんですが、2よりテンポも悪いです。ジョージ・ルーカスが批判する気持ちもわかりますB級映画よりシナリオが悪いし、まとめ方も良くない 映像技術は相変わらず最高ですが完結みたいですけど、監督は続編を望んでるみたいですし次回作にでも期待しますか【WNCE】

一作目の完成度が高く、2作目で多少落ちて、完結編となる3。かなり期待していたのですが見事に裏切られてしまいました。まず無駄な描写が多い。根本的な部分、例えば1では頻繁に用いられていた予知能力などがほとんどない。能力が下がってしまったみたいに作られている。敵が多くてごっちゃごちゃ。大戦争みたいで複雑化しすぎたのではないでしょうか。ハリーと男の拳で戦って、和解する展開のほうが分かりやすくてよかったんじゃないでしょうか?まとまっているにはまとまっているのですが・・・・やはり1と比べると・・・という感じがぬぐえません。残念です。【Bluetone】

第一作で、苦悩する等身大のアメコミヒーローという斬新な切り口で成功を収め、第二作では、挫折〜再生という青春映画の要素+一度やられたヒーローが復活して大逆襲という燃える展開で皆の期待に応えたスパイダーマンシリーズの待望の第三作目。私の感想は、結論から言うと、「面白いけれど、前作ほどではない」です。今回の作品では、ジャンプ系のアクション漫画でありがちな「昨日の敵が今日の友」という展開と「複数の敵に対して仲間で協力しあい立ち向かう」というタッグマッチ的な構図が取られているのですが、これが映画の時間枠で考えると詰め込みすぎだったと思います。あらかじめ「完結作」と銘打っていた為か、すべての伏線を消化した上で、最強の敵も出してしまおうと欲張ったのが良くない。奇しくも、同じアメコミ映画の「バットマン」が、作品を重ねるごとにキャラクターを増やしていって収集のつかない作品になっていったのと同じように、今回のスパイダーマンも、魅力あるキャラクター達を出すだけ出して、生かし切れていない作品になってしまったと思います。とはいえ、宙を舞うスパイダーマンの華麗なアクションは、相変わらずハイクオリティだし、各キャラクターの映像は迫力満点。個々のバトルシーン単体でみれば、期待を裏切らない出来です。ラストのヴェノム戦も面白い。他に気になる点といえば、あいかわらずヒロインが嫌な女である(失礼)といった所と、ピーターパーカーがまるで成長していない所ですが、そこは、まぁ「スパイダーマン」シリーズの基本設定なので仕方がないですね…。大好きなシリーズであることは確かなので、次回作に期待です!(まぁ、これ以上劣化させないために、ここで終わるのも良いと思いますが…)【タナカ】

 ヴェノムがとにかくかっこわるかった。 「な、何だ!?あのヴェノムは!?」 って感じ。 お顔からしてもうだめ。 かっこ悪い。 しかも体も小さくて、全然怖くない。  って、キャラクターデザインの文句ばっか・・・。 でも、ヴェノムファンとして、あれは納得できない。 【蒲焼き三太郎】

ほし1/3つ(ネタバレアリマス↓↓)現代的なヒーロー劇です◆シリーズ通じて、今回も、物事は単純に進まず、敵味方含めたみんながこころに葛藤を抱える姿に共感をおぼえると思います。アクションも酔いそうなくらい迫力あったし。…しかーし!!物語全体がよくまとまっていた前作に比して、恋愛のプロットが初見では納得できませんでした。ヒロインが一瞬とはいえ浮気しようとした気持ち、彼女と実際に浮気したと敵であった親友に吹き込まれたままの主人公、主人公に「正しかった」と言われつつ想いを寄せるヒロインの膝の上で安らかに眠るその浮気(?)相手の親友と、これらすべてを未解決のまま一瞬のうちに吹き飛ばして主人公とヒロインの抱擁のうちにハッピーエンドを迎えるわけです。さらにつっこんで言えば、テーマが「許す」ことならば、アレもコレもなんでも許されるんかーい!!みたいな感じではありましたが…。ま、アクションものだし仕方ないよね。ただし新聞社のおじさんのガタガタシーンには大爆笑まちがいなしです!(^3^)【虹色】

プラダを着た悪魔 (特別編) / アン・ハサウェイ/メリル・ストリープの口コミ

メリル・ストリープ演じるファッション誌の編集長ミランダの、公私の区別の無い機関銃のような無茶な要求。それに応えなければならないアン・ハサウェイ演じるジュニア・アシスタント、アンディが気の毒になった。しかし、次第に彼女も負けずに、めげずに、前向きに仕事をこなし、外見もファッショナブルに輝いてくる。私は観ていて、働く女性の魅力のようなものを感じた。【Wakaba-Mark】

仕事で頑張ってる方!特に女性には見てほしい映画ですo(*^ー^*)oきっと次の日に元気に仕事にいけますよww仕事で悩んでる方も見て見てください!最後に一言!!仕事に思い入れがある方や上司にどやされて悩んでる方!是非この映画を♪【ムタ】

ロマコメ・ファンがロマコメに求めるべきすべての要素をカバーしつつも、“お仕事”テイストたっぷりで、“ラブ”だけじゃしゃらくさい層にもオススメっ。これはSEX AND THE CITYの流れに上手に乗っている塩梅で、SATCファンはまず見て損なんかじゃない。掘り下げが弱くディズニーかっ!?っていう部分も否めないケド、そこはハリウッドならではのロマンティックさとファンダジックさっ。 夢を見させて欲しいから、そんなコトけして問題じゃない。感動が理屈を超越するってあると思う♪ それぐらいこの作品にはキラキラとした“夢”や“浪漫”や“Happy”がつまってる。それらキラキラを象徴させるアイコンがやはりヒロイン・アンハサウェイのキュートさ。 世間知らずで、ぼんやりしてて、それでも可能性と野心に溢れた魅力を秘め、やはり彼女もまた90年代じゃなく“今”のヒロイン像。彼女が持ち前の器量の良さと賢さ、魅力で仕事にのめり込み、ファッションもみるみる洗練されていく様はまさにシンデレラ・ストーリー。マドンナのナンバーに合わせコロコロと七変化していくシーンはまるでファッション・ショー。最高にワクワクするお気に入りのシーンのひとつだ。けれども、自分の中ではやアンやはりは4番目。。それぐらい脇が凄いコトになってます!まず言わずもがなだろうケド、メリル!女優としての、そして鬼編集長としての存在感のデカさはそのいで立ちだけで十分な説明になる程。そして美しい。次に、スタンリートゥッチ演ずるナイジェル。温かさと厳しさを合わせ持った、クールでありながら柔軟な雰囲気が魅力的で、アンディの理解者として非常に重要なポジションを担うに足るSmartさ! そしてアンディ以上に感情移入してしまった影のヒロインと言えるのがエミリー!!彼女は登場した時からスゴくギラギラしていてオーラたっぷり!おまけに皮肉たっぷりで、シニカル!edgeが効いていて、アンハサウェイとのコントラストも巧み。可哀想な役回りではあるケド、だからこそ愛すべき皮肉屋な姿はとても好きだ。ファッションが大好き!っていうのもスゴく伝わるしねっ。正真アンが可哀想なぐらい曲者揃いだケド、そんなストーリーの中心で潔く“つまらない”キャラを素直に嫌味なく演じたアンは素晴らしいっ!夢に仕事に恋に人間関係に、日常を逞しく生きていくための“夢”と“教訓”がつまった傑作☆ 是非☆ケイティ・タンストールをはじめ音楽もナイス。【052-fivestar】

オシャレに興味のない女性が、世界中の女性が憧れる仕事をゲットしてしまう。でも、それは何人もの女性がギブアップしたポスト。その上司ミランダが悪魔のようなハイレベルな注文ばかり突きつけられる。朝から晩まで鳴り続けるケイタイ。彼氏との誕生日も祝えないし本当にこのままでいいのって言う感じの映画です。キャリアのためにやっているのに私生活がめちゃくちゃで私はこれでいいのってヒロインが考えています。少しずつファッションの世界に染まっていってしまい、このまま行くのかと思いますが、昔からの彼とよりを戻すためにスパッと仕事をやめたのが見ていて気持ちがいいです。あーこういう女性も素晴らしいなって感じさせられる映画でした。【プラネタリウム】

ちょっとネタばれを含むかもしれませんので、予備知識無しで見たい方は以下を読まないで下さい。ストーリー ;大学を卒業し、ジャーナリストを目指して都会にやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)が、面接を受けたのは、全く縁のなかったファッション業界。超一流ファッション誌の編集長ミランダ自身の気紛れで第二秘書に採用されてしまいます。ミランダの公私を問わない無理難題に閉口し、愚痴をこぼしていたアンディですが、編集チームリーダーのナイジェル(スタンリー・テュッチ、彼の助演がまたスバラシイ)に『ボスの求めているモノはワガママでなく、プロとしての仕事なんだ!』と気合を入れられます。その後、目覚しい速さで仕事を覚えたアンディはパリのファッションショー行きのチャンスを掴みますが、その出発前、彼氏も含んだ友人達と気まずくなってしまいます。離婚を突きつけられ、また、リストラで編集長の座を追われそうになるなど、窮地のボスを何とか助けようと、走り回るアンディですが、ミランダは既に自身で手を打っており、その余りにも人の気持ちを無視した考え方にもうついてゆけないと、そのまま職場を放棄します。帰国後、再就職のため出版社の面接に向かったアンディに、前職を短期間で辞めた理由について尋ねられ、大ピンチ・・・この後の展開はお楽しみです。従来のハリウッドのサクセス・ストーリー映画より、登場人物や脚本が、はるかに具体的で説得力のあるリアルなもので、非常に楽しめました。メリル・ストリープの名演に魅せられた方々には、彼女の他の作品『恋に落ちて(共演 ロバート・デ・ニーロ)』『マディソン郡の橋(共演 クリント・イーストウッド)』も強くお勧めします。【Shine 平】

300<スリーハンドレッド>特別版(2枚組) / ジェラルド・バトラー.レナ・ヘディー .デイビッド・ウェナム.ドミニク・ウェスト.ビンセント・リーガンの口コミ

映画で観て気に入ったので購入しました。何が良かったかというと肉体美!CGが色々使われていますが、スパルタ兵士の肉体美は本物です。ベオウルフは本物そっくりのCGで身体までもすっかり作り変えられますが、こちらは皆さん本当に鍛えて作った肉体です。CG多用の今時の映画と、むかーしのハリウッドの大スペクタクル映画の対比みたいな。鍛え上げられた人間の肉体は美しいなぁと思います。それなりに残酷な場面や、絶対ありえないだろうという場面もありますが、原作はコミック。そこは娯楽映画という事で大目に見られます。スパルタ兵士の方々の戦いも見事でしたが、王妃の男前さも際立つ映画でした。【あっこママ】

戦って、戦って、戦いまくる!観てて思わず拳をグッと握ってしまいます。全編背景はほぼCGらしいけど、それがまた幻想的でよろしい。百聞は一見にしかず、観るべし!【ともけい】

古代スパルタ兵士の壮絶な戦いを描いた映画「300」。この映画をオススメできるのは間違いなく、「男の子」だと思います。歴史考証とか、それぞれの伝説、逸話など、深く掘り下げようと思えばいくらでも深く観ることが出来る映画ですが、そんなことよりなにより「少数の選ばれた精鋭たちが、自分達より何倍もの数を誇る強大な敵に挑む」というシチュエーションが燃えるんですよねぇ。勝ち目は無い絶望的な状況にも決して、怯まず引かず屈せずのピュアファイター達の戦い。これはやっぱ「高潔なる真の男の映画」でしょう。逆に言えば、その部分を目立たせる為、もしくは盛り上げるためであれば、多少の話の脱線や、もはやSFとしか思えない奇妙な設定も平気で盛り込んできます。「戦いの美」を追求するためであれば、たとえ相手が完全武装でも、こちらは防御力ゼロに等しい軽装で勝負です。普通に考えればありえないのですが、だからこそ、スパルタ兵たちの崇高な精神が際立って見えるのだと思います。映像は非常に美しく、時に幻想的で、どのシーンで一時静止ボタンをおしても、そのまま美術館の絵画になってしまいそうなクオリティです。ただし、癖はあるので好みは別れるかもしれません。個人的には、遥か大昔の血なまぐさい戦いを、このような画像で処理することにより現実とも幻ともとれるユニークな雰囲気をかもし出すことに成功していると思えます(原作の雰囲気にも忠実ですし)。私は好きな映画なんですが、周囲の女性の誰に聞いても「イマイチだった」とか「あまり観る気がしない」とか言われてしまうんですよねぇ。血気盛んな貴方(?)は是非鑑賞ください。【タナカ】

存在したで在ろうスパルタを見事に映像化したのだと思います。勿論スパルタ目線なので、敵国ペルシャが不思議国家なのだとしても当たり前な表現なのではないかな?(日本だって未だに侍が居るって思われてるんだし)そして素晴らしいのが戦闘シーン。チームワークとスパルタの誇りを持つ彼らの戦闘シーンは圧巻と納得です。スローが多く使われているけど、それが美しい戦闘シーンを効果的に魅せているのだと思います。殺戮シーンにリアリティを求めるのっておかしいと思うので、そういったシーンを好む方は『グラディエーター』を観る事をお勧めします。【ぴよこ太郎】

自分はこういった史実があったこと自体知らずに鑑賞しましたので単一の映画としてみたレビューです。美しすぎる男達の腹筋アクション映画。国と己の誇りを懸けて腹筋丸出しの超軽装たった300人で100万の兵を退ける為の戦いを描く戦闘パートと王の覇権を巡る陰謀パートの交錯的構成。正直後者はそんなに面白くないです、むしろじわっと余計に感じたりして。でも王の妻への愛を語るには必要なパートなので仕方がないかも。とにかくアクションが見所。死体での壁の構築等残酷な描写もかなり多いものの戦いそのものは血飛沫舞い飛ぶ惨状を描きながらもグロテスクを然程感じさせない。とにかくリズムがいい、次から次へ展開されていく剛毅な男達の戦いに目が釘付けになる。映画全体、背景に至るまで画像への脚色ともいえるものが施されているがこれまた美しい。戦闘シーンでのCGの多用は時に興奮を削ぐが本作のそれは俳優達の鍛え上げられた肉体と相まってその説得力を強烈に押し上げている。人間とテクノロジーが映像で理想的に融合した一つの芸術の形だと思う。あまり小難しい事やリアリティを求める方にはちょっとオススメしかねると思います。かなり人外の存在も出てくるので史実を元にした映画としては評価されにくいかと思いますし。とにかく男の熱い戦いが観たいという方にオススメ。腹筋を鍛えたくなっちゃう事うけあいです。【三日月】

映画 クロサギ (スタンダード・エディション) / 山下智久/堀北真希/加藤浩次/市川由衣/大地真央の口コミ

待ちに待った映画クロサギのDVD!!映画館では1回しか見れなかったのですが、何回みてもハマリます(笑)映画ならではの迫力と山下君の名演技に感動して泣いてしまうほどでした!!予告を見るたびトキめいてしまいます☆クロサギファンなら買うべき!!いろんな俳優さんや女優さんが出ていて一人一人のキャラが凄く輝いています。ぜひ、劇場での迫力と感動をもう一度!!オススメです☆【クロサギ大好き☆】

詐欺師が詐欺師を騙すという知的トリックは相変わらず面白かったですが、映画版はTVに比べて主人公の周辺の人間関係や過去のエピソードのフォローなど色々なことを盛り込みすぎて消化不良気味で個々には面白いところはあっても全体としては焦点が絞りきれず、迫力に欠けていると思ったのが正直な感想。詐欺師が詐欺師を騙すという部分にもっと焦点を当てきった方がすっきりとはしました。【匿名】

つぐない / キーラ・ナイトレイ/ジェームズ・マカヴォイ/シーアシャ・ローナン/ロモーラ・ガライ/ヴァネッサ・レッドグレイヴの口コミ

こういう文芸作品は大概2時間半くらいあって、見るのに覚悟がいるのですが、本作は正味2時間なので見てみました。良かったです。前作「プライドと偏見」は、やや退屈してしまったので心配していましたが、前半の些か丁寧すぎるぐらい丁寧な展開も退屈しなかったし、後半の負傷した兵士のシーンや、病院での描写も、ロマンスを損なわずに「戦争」を描けていたと思う。大抵、戦争が絡ラブロマンスは、戦争の描写がグロテスク過ぎて、せっかくのロマンス要素が弱くなってしまうことが多い(ex:「コールド・マウンテン」)。ラストのインタビューシーンも良かった(故アンソニー・ミンゲラ氏がインタビュアー役として出演してます)。どの登場人物も感情移入ができ、テーマも押し付けがましくない。数ある文芸作品が映画化されてきたが、本作は最も優れた映画化のひとつであろう。【マッシュポテト】

1人の少女がついた嘘の証言が愛し合う男女の運命を狂わせていく久しぶりの大河作品。 1935年の英国で、庭園付きの豪邸のお嬢様だったブライアニーは創作力に優れた少女だった。 ケンブリッジ大を卒業した姉・セシーリアが自宅に戻り、長兄が戻ることで家族が揃う。今夜はパーティだ。 家政婦の息子で姉と同じケンブリッジ大を一家の父の援助で卒業したロビーは兄弟の幼馴染みのような聡明な青年だった。 が、誤解からセシーリアに想いを寄せるロビーの赤裸々なラブレターがブライアニーの目に触れることになり、13歳の思春期真っただ中のブライアニーはロビーに対し嫌悪感を抱く。しかし、逆にセシーリアはロビーに対する気持ちを再確認し、お互いの愛を確かめた2人は屋敷の図書室で情事を交わす。 けれど、またも運の悪いことにそれをブライアニーに目撃され、姉がロビーに襲われていたと誤解した彼女のロビーに対する嫌悪感は頂点に達する。 そして、その晩に事件が。行方不明になった従兄弟を探すうちに同じ従姉妹のローラが何者かに襲われた。 ロビーを嫌悪していたブライアニーは「犯人はロビーだ」と証言してしまう。 かくて行方不明の従兄弟を探して屋敷に戻ったロビーは警察に逮捕され投獄されてしまう。 身に覚えのない無実の罪で・・・・・・・・・。 ちょうど時代がドイツにヒトラーが台頭し、第二次世界大戦へとなだれ込む直前で、時代はまさに「風雲急を告げる」ときであった。 4年後の1939年にドイツがポーランドに侵攻し、英国はドイツに対し宣戦を布告。 かくて足かけ6年にも渡る戦争が始まる。 ブライアニーの想像力の豊かさが悪い形で思春期の少女の多くが抱く男性に対しての嫌悪感と結びついたところに悲劇があった。 彼女に「大人の恋愛」を理解するにはまだ幼すぎたし、理解できるようになり自らの罪を認めた時にはセシーリアとロビーは時代の動乱の波に呑まれ、すでに溺死してしまう直前だった。 ブライアニーの偽証がなければロビーとセシーリアが戦争に行くこともなく、また若くしてその命を散らせることもなかっただろう。 後年、1999年に77歳の老女となり作家として成功を収めたブライアニーは自らの遺作として「つぐない」というタイトルで過去の罪を告白する。 自分が2人の愛し合う恋人たちを引き裂き、その命を奪ったのだと。 「バタフライ・エフェクト」「タイムマシン」と最近は似たテーマの作品を偶然とはいえ観るものだ。 いずれも悲惨な過去があり、些細な事が思わぬ方向へと坂道を転がり落ちるかのように転落していく。 しかし、これは逆に考えれば「幸せ」も些細なことをきっかけとして手に入れることができるものなのではないのか? 「幸せ」になるか「不幸せ」になるか。実のところ両者はカードの表と裏で、どちらか一方だけでも存在はしえないものなのかもしれない。 だからこそ今が不幸でも挫けない。腐らない。カードを裏返すチャンスは無限の可能性の中に転がっているのだから。 【臼井健士】

言葉の重みを感じる映画でした。 ストーリーは、第二次世界大戦前のイギリスで、政府官僚の長女 セシーリアと使用人の息子ロビーが愛し合うも、同じくロビーに 魅かれていた妹ブライオニーの誤解により引き裂かれてしまう。 その後、ブライオニーは成長し、罪の大きさを自覚するとともに、 罪をつぐなう方法を探す、というもの。 キーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイともに、台詞でなく、 表情や視線・仕草で感情を伝えていて、流暢な英語についていけ なかった僕にはとても助かった。また、重苦しい雰囲気になりそう な内容を、少女時代のブライオニーの明るい振舞いが解いていた。 共感したのは、話の中心に居るブライオニーですかね。観る前は 身分差を超えることがどれだけ大変かを考えてロビーに共感するか と思っていましたが、映画の作りがそうはさせてくれなかったな。 見たことを正直に話していたと思ったら、見たいように解釈して 話していたことに気付き、その誤解という罪の意識をどう償うか。 言葉を操り生活を送る僕らにとって、大なり小なりブライオニーの 立場に立つこともあるので、じっくり拝見しておりました。 最後に、役者としては、キーラ・ナイトレイよりもブライオニーの 少女時代を演じたシーアシャ・ローナンが好きですね。 キーラ・ナイトレイより水着が似合っていたし、と、まぁ、これは 体型の問題かもしれないが。演技では明るく元気よく振舞うところ と、重く真剣に演じるところとが分かりやすくてよかった。 【中】

 どれほど誠実に語ろうと努めても語る者は必ず騙(かた)る。原作(イアン・マキューアン『贖罪』)は、この「語り」という営みのうさん臭さと、それでも語らずにはおれない人間の業の深さを追究した作品で、これは小説という「語り」の芸術形式で展開されているからこそ活きてくるテーマである。映画にするといささか荒唐無稽なメロドラマになってしまうのではないかと恐れていたが、悪い予感は残念ながら当った。 1935年のイングランド、一人の少女がついた嘘によって恋人たちは引き裂かれる。青年は刑務所を経て壮絶な戦場へ送られ、娘は裕福な家を飛び出して貧しい看護婦になる。少女は後に著名な作家となり、この経緯をもとに一編のフィクション(小説)を書きあげる。 小説の中にもう一つの小説をくるみ込むかたちで構成される複雑な物語世界のなかで「現実」の輪郭は時に不明確になり、当惑する読者をしばし虚実のあわいに遊ばせる。これは『ドン・キホーテ』以来のヨーロッパ小説の偉大な伝統に連なる「小説による小説の批評」なのだ。この小説は小説形式で構成されてこそ意味があるので、映像化は必然的に「小説の動く挿し絵」以上のものにはなりにくいのである。 もっともこの映画、「動く挿し絵」として見ればよくできている。演出は手堅いし、役者たちも好演していたと思う。冷静さと冷淡さを装っても身体の芯から青白い螢火のようにこぼれ出してくる妖しい官能性を見事に表現したキーラ・ナイトレイには誰もが惹きつけられるだろう。【frognalway】

衝撃と感動の大河ロマンス13歳の少女の嫉妬と勘違いが嘘を生み、その嘘が致命的な悲劇を招くという物語。一見、退屈なクラシックな時代物語に思えますが、次から次にふたりの運命の行方を知りたくなるスリリングな展開で、まるで心理サスペンス映画のよう。まず、少女プライオニーの視点で窓から、離れた噴水前の光景が描写されます。キーラ・ナイトレイ演じる姉は、ロビーとじゃれ合い、やにわに服を脱いで噴水のなかに入る。水に濡れた下着こしに「裸体」をさらす姉。ふたりのただならぬ関係を見て、ロビーに思い寄せる妹の心は泡立つ。そして、それにいたる前の時間軸から姉とロビーとのいきさつが「近視的構図」で改めて描写される。このあたりの演出が非常に上手い。遠くから見て妄想を抱いた妹、実は姉とロビーに生まれた恋の予感という現実。この現実と妄想が交錯する見せ方。また、映画の中で圧巻なのは、戦場に送られたロビーが、ダンケルクの戦いでたどり着いた海岸の風景。長い海岸線一杯に兵士たちが集められ、ある者は泣き叫び、ある者は酒によってはしゃぎ回り、ある者は聖歌を歌いながら救助の船を待ち続けている。この場面は移動カメラの長回しでロビーの動きを追いながら、この長い長い移動撮影と、音楽、効果音などがピッタリと重なり合って、地獄絵図のような風景ではあるのに、映画ならではの美的空間を作り出している。そして特筆すべきは、ラストの凄さがあります。ネタバレになるので詳細は書きませんが、それまで信じていた物語が、足もとから崩れ去り、消えてゆくような感覚を味わうことに。同じような衝撃は「シックス・センス」や「ユージュアル・サスペクツ」の時にも味わった感じがあります。本作は何部門かオスカーにノミネートしましたが、残念ながらオスカーに輝いたのは音楽部門のみでした。でも、本作が傑作であることは、間違いありません。【一色町民】

ヒットマン 完全無修正版 / ティモシー・オリファント/オルガ・キュリレンコ/ダグレイ・スコット/ロバート・ネッパー/ウルリク・トムセンの口コミ

ストーリーはしっかりしていて面白かったただストーリーの説明を上手くセリフによって表現されていなかったように感じたオルガ・キュリレンコが綺麗だったR・ネッパーやLOSTのデズモンドが出ていたTVシリーズに出てる俳優はあまり映画に出ないと思ってたR・ネッパーのシーンでは思わず腕が義手じゃないかと思ってしまった【aerojazzy】

ゲームシリーズの大ファンである私は十分楽しめました。作品の内容については他の方がレビューされているので、私はゲームと比較してどうかをゲーマー向けに書きたいと思います。 メインの舞台はプレイヤーには思い出深いロシア。冷静で硬派な47、相変わらず声の出演のみのダイアナ、CIAエージェントスミス(今回は捕われていません)などいつものメンバーです。するとヒロインのニカは、お馴染みの娼婦メイ・リンを意識しているのでしょうか。47に助けられる女性という辺り、重なって見えなくもないです。 作品中には次に挙げるようなニヤリ要素が点在しています。冒頭のアヴェマリア、狙撃銃をケースに仕舞う動作、変装(医者・警官・特殊部隊)、背負い投げ状態での絞殺、あぐらの姿勢でW2000を構える姿、下剤によるターゲットの誘い出し(下剤ではなく嘔吐を誘発する薬ですが)、コイン投げ(音のみ)、アヒルのおもちゃ、など。 また、ホテルの部屋で客がTVゲームのHITMANをプレイしているシーンもあります。 残念なのは、変装の為にどのように対象を無力化したかが全く描かれない事です。気付いたらいつの間にか変装した47がそこに居るといった具合で、楽しみが減っています。ゲームファンとしては変装と侵入の過程をもっと描写して欲しかったです。【17】

PS2やPCでゲームになっていたものです 時代遅れの日本では人気なかったんですけどね 映画化されても人気のなさは同じみたいです日本の現代人には無縁の話ですしね 登場人物は あ〜この人どこかでってな顔ぶれです 日本向けサービスかな ゲーム画面もちらっと出てきます 冷酷ではなく冷たい感じの主人公 かなり良い作品です  Blu-rayもありますが今のままじゃDVDで十分 画質上げるだけのBlu-rayでしたら宝の持ち腐れですテレビが液晶やブラウン管なら尚更DVDで十分です 【警告】

任務を淡々と完璧にこなすエージェント47がインターポールとFSB(ロシア連邦保安庁)を相手に激しい攻防戦を繰り広げる話。確かにアクションは見ものですが、ストーリーははっきり言って中途半端で全く感情移入できない。オルガ・キュリレンコ演ずるニカとかいう女も正直要らない。設定に無理がありすぎるのでB級アクション映画と割り切って見ることをお勧めします。私は見終わったあと何ら心に残るものがありませんでした。唯一、アベ・マリアの旋律が心に残ったぐらいです。【soul-traveler】

劇場では観ずに、今回、完全無修正版DVDで初めてこの作品を観ましたが、 ボクは、素直にはまって、カッコよく観ることができました。 全編に渡って、クールでグロい映像が展開します。 完全無修正版なので尚更?かな…。 バンバン人が死ぬ日常でない世界。これこそが映画の醍醐味ですね。 オープニングのアベ・マリアがこの作品の全てを語っています。 ユーモアはなく、悲しい物語です。 ティモシー・オリファント演ずるエージェント47は、血も涙もないヒットマン。 しかし、オルガ・キュリレンコ演ずるニカと出会い、 彼女とふれあう中で少しずつ人間らしさが芽生えていきます。 その過程がひとつの見どころでした。 ドンパチよりも二人の成り行きがとても楽しめる作品だと思います。 脱ぎっぷりよく、しかもキュートに美しいオルガ・キュリレンコ。 これが少しもいやらしくない。カッコイイ裸です!! 彼女の誘惑に決してはまらない硬派な?47がいじらしく思えました。 そしていつまでも、影で彼女を守り続けるけなげな生き方に、 軟派なジェームズ・ボンドやルパンとは違ったカッコよさを感じましたよ。 各所で酷評も多いですが、ボクは、「さすがヨーロッパ・コープ!!」 と絶賛したいです!! 【parismatch】

マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション / ノラ・ジョーンズ/ジュード・ロウ/デヴィッド・ストラザーン/レイチェル・ワイズ/ナタリー・ポートマンの口コミ

何の予備知識もなく観た。バリバリのハリウッド映画なのに何故か繊細な心理描写に東洋風の雰囲気を感じる。女性の心理描写が見事であり、逆に男性は女性視点からの男性像とも思える。第一、ジェレミーみたいに格好良く、性格も良く世話好きな男なら次から次へと言い寄られるだろうに‥。イケメンはひたすら格好良く品行方正。いけ好かない男は態度や風体までダサイ。男女の恋愛感情には、ハリウッド映画にはない粘着性(繊細性?)があり日本人には理解しやすい。アメリカ人でも日本人でも人間の心は世界共通ということか‥と思いきや本作の監督は「恋する惑星」や「ブエノスアイレス」などの作品で有名な王家衛(おうかえい)ウォン・カーウァイ監督であった。何も知らずに観るとこうした驚きが面白い。またスー・リン役をレイチェル・ワイズが演じていたが、個人的に彼女のファンでありながらスーがレイチェルだとは鑑賞中は全く気がつかなかった。言われて見返せば確かにレイチェルなのだが、演技が素晴らしすぎて全くの別人に見える。ストーリーとしては軽めの恋愛映画として別のどうということはないが、スタッフとキャストの力量に驚かされる作品である。西洋と東洋が合体した見事な恋愛映画であった。【sprout】

話題は映画初主演となるノラ・ジョーンズでしょう。特に彼女のファンでもない私は正直可も不可もなく、でも卒なく演じてらっしゃいます。彼女のファンの方には堪らないと思いますが…。ストーリーは特にどーってことはないですね 汗恋愛物というよりは、どこにでもいそうで平凡とも思えるエリザベスが、訳ありの女性と出会うことがメーンなような気がします。ただ、ラストのジュード・ロウとの濃厚なキスシーンはドキっとさせられました。ナタリー・ポートマンは観たこともないキャラでなかなか冒険してると思いました。【DJ TOSHi】

ウォン・カーウェイが撮ると ニューヨークも香港っぽくみえちゃう。 状況は違えど、表現されていることは、よくあることだとおもう。 失恋をして、自分を変えたくて、環境を変えてみる 寂しくて、人に頼っちゃう いざ失ってみると寂しい 失った恋をひきずっちゃう どれも、その心情には頷けることがあって でも、自分ならここで、こうしないなって思うことを ベスがやってくれていて、 最後ほんわかハッピーエンドで心あったまります。【みーさん】

撮影は長年のコンビであるクリストファー・ドイルではないようですが、ネオンやカフェバーの店内といった場面の色調が、スタイリッシュというかカーワイ監督らしい。ところどころで入る、どこか淋しい荒涼とした大地の風景や、空の遠景映像。店での乱闘シーンを監視カメラの目で撮るとか、アップ画面の多用、テロップ使用もカーウァイ印ですね。(笑)使われる音楽も、ノラ・ジョーンズ自身の「ザ・ストーリー」は当然ながら、ライ・クーダーの曲が沁みるように使われていたし、「花様年華」で使った「夢二のテーマ」がハーモニカ・ヴァージョンで本作でも使われていました。また、エンドタイトル曲のキャット・パワーの「ザ・グレイテスト」もとても印象的でした。ところで、このキャット・パワーって、ショーン・マーシャルという女性シンガーソングライターの芸名で、ラストでジュード・ロウの元恋人役で登場したのがショーン・マーシャル本人とのことです!!ふたりが数日だけ知り合った冒頭部分から、1年後に再び会ってお互いを本当に好きになるには時間が必要だったということなのかな。チラシやポスターになっている、あの不自然な位置でのキスシーンが、やっぱりとっても印象的だしカッコイイ。さて、どうでもいいことですが、彼女の名前はエリザベスなのだけど、行く先々の職場(ダイナーやバー)で付けている名札が、リズ、ベス、ベティ、と違うんですね。どれもElizabethの愛称なんですが、これはわざと変えていたのかな。【一色町民】

映画初出演のノラ・ジョーンズが演じる失恋した主人公が、ジュード・ロウ演じるジェレミーと彼がきりもりするNYのカフェで出会い、愛の予感を感じながらも、自分を見つめる放浪の旅に出て、メンフィスとラスベガスで働き、約1年後にジェレミーの元に返ってくるというストーリー。主人公が出会う脇役達、特にそのセリフ、醸し出す切ない情感が素晴らしい。客から預かった鍵を捨てられないジェレミー。メンフィスでは逃げた妻を忘れられない酒びたりの警官と彼から離れたかったがいざ絆が切れると心の痛みをさらけ出す妻と出会い、ラスベガスでは他人を信用しない主義の女性ギャンブラーと出会い、別れる。実は何れも人との絆を求める人たちで、彼らが発する自然な感情の高まりと静かに主人公がそれを受けとめる様が胸をうつ。ウォン・カーウァイらしい色彩感覚の映像センスも健在だが、本作ではこの人と人のつながりを考えさせるストーリー展開に妙があり、心に残るセリフが散りばめられている。ロード・ムービー的な場面はギャンブラーとの車での旅と別れ。アメリカ西部の広大さを感じさせて素敵だ。こういう個性的な人たちと巡りあって一回り大きく成長して旅を終えるが、それはノラの女優としての成長に重なり合う。いい映画だ。ライ・クーダーと監督が選んだ曲の数々も魅力的。今年これまでに観たアメリカ映画では一番印象に残った作品である。【ともぱぱ】

お姉チャンバラ THE MOVIE デラックス版 / 乙黒えり/橋本愛実/脇知弘/中村知世/諏訪太朗の口コミ

まあ、ゲームのファンの方ならぜひ見てほしいと思います。「あぁ、こんな敵いたなぁ」とか、「お、この技は…」など、結構楽しめる要素が盛り沢山です。無駄な裸とかね。アクションも思ってたほど悪くないと思います。あれはあれでスピーディーで良いんじゃないでしょうか。でもCGはちょっとショボいかな?火花とかなんか不自然に見えました。まあ、ファンの自分的には十分楽しめました。【CO2】

ゲーム&ヒーロー特撮好きの僕の意見は、「これはこれでイイんじゃない?!」です。 カワイイ女の子達がセクシー&可愛い衣装で闘う姿は美しいの一言に尽きます☆ まぁ…アクションに関しては時折、ぎこちなさが垣間見える所も確かにあります(非専門の役者さんではそこが限界かな?とも思います‥) が、しかし、 CGの技術や絶妙なカット割りでけっこう楽しめましたよ☆ (…とか言いながら、随所に散りばめられたSEXYなシーンに顔が緩んでます) 特にレイコ役の橋本愛実さん、ファンになりました(笑)【アカさ】

アクション物のエロVシネからエロを省いたような作品。殺陣の出来ない出演者が出来ているように見せるためなのか剣を振るカットだけ早回しにしています・・・そのためちゃちさの方が際立ってしまい全然かっこよくない。ストーリーもつまらない。暗くてよく見えないシーンも多い。主演の乙黒えりさんは綺麗な人で衣装もセクシーですし、冬場に水着の撮影は相当大変だったとのことなのでファンがコレクションとして買う分には良いかもしれません。劇場で見た上で購入に至る人なら当然問題ありません。ただし上記のようにアクション映画としての出来は悪いので、特に思い入れのない人が映画作品として期待できる物ではありません。ゲームのファンであってもまずはレンタルで内容を確認した方がよろしいです。【rd】

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 / ダスティン・ホフマン/ナタリー・ポートマン/ジェイソン・ベイトマン/ザック・ミルズの口コミ

夢に溢れたおもちゃ箱! 子供の頃はがちゃがちゃのガンダム(ガン消し)で遊んでました。この映画を観て思ったことは僕は今年25歳なんですがガキなんだなと思いました(>д【サスケ】

まだレンタルも出ていませんし、セル商品も9月発売なので劇場で見たのですが、とても夢のある良い作品ですね。久しぶりに優しい気持ちになれたというか、ストレスだらけの生活の中でほんわかとした93分でした。日本からはケロロ軍曹がゲスト出演(?)しているとのことですが、劇場では探せなかったのでDVDを買ったらじっくりと探してみようと思います。【fx1】

家電屋のテレビ画面に映ってたのを見てダスティンホフマンだからおもしろいかな?ナタリーポートマンもいるし・・・と期待して借りたのに。のに。のに。のに。【耳毛】

魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション / エイミー・アダムス/パトリック・デンプシー/ジェームズ・マースデン/ティモシー・スポール/イディナ・メンゼルの口コミ

面白いです。何より美術がいい。動物や虫が器用な動きをするCGは懲りすぎるぐらいだが、都会の害獣までもが愛らしく見える所が素晴らしい。照明の腕と美術設計のセンスからだろうが現実世界での色取りがアニメの様に鮮やかで配色の上手さが光る。最終的には軽い感じで手堅くまとまったテーマ性も、こういうタイプの娯楽映画では丁度良いのかもしれない。別にアニメの世界、おとぎ話を全否定しているわけでは無い。「夢見る少女じゃいられない」というのをクローズアップさせて作っているわけでは無い。現実世界の問題点を列挙して主人公が困り果てる様な深刻な作品にもしようと思えば出来るがそうはしていない。逆にアニメのパートと現実世界のパートを反転させて現実世界に疲れた娘がおとぎの国で癒されるといった話を作る事も可能だが、本作の製作者にそういう裏表を描く様な気持ちはこれっぽっちも無い。「true love」というのがテーマなのだから。アニメの世界の女性と現代現実世界の女性を対比させて、もちろん私達は現代人だから現代よりに話を作るとこの様になる。本当の恋を見つけるアニメから抜け出た主人公の娘が中心のハッピーエンド。主に女性が対象となるのだろうが、主人公に感情移入して感動出来れば、作った人も演じた人もうれしいだろう。元々比較する事の出来ない二つの世界を対照させているので、深く考えるテーマとしては間違った選択なのだから深く考える様な作品では無いし、その様に作られている。お手軽に単純に楽しめばいい。【ジャッキー・アイドル】

好きなキャラ あまり役に立たない王子好きなセリフ 「王子、自分を好きですか?」好きなボケ顔 NYをデートする王子、脳がゆるんでる可愛さNo.1 リスのピップちゃんウワァ〜な場面 ゴキブリやネズミたちとお掃除好きな歌 公園で歌う That’s How You Know (想いを伝えて)アニメとそっくり スーザン・サランドン (ナリッサ女王)私は王子が好きだけど、どのキャラもみんな良かった!みんな、みんな、ディズニーキャラになりきってるし、いろんなディズニー映画の香りを感じて楽しかったです【こぶたのベイブウ】

……ここまで嫌悪感しか感じられない作品も珍しい………。ウォルトさんが丹精込めて作り上げてきた素晴らしい作品たちを、軽んじているとしか思えませんでした。製作スタッフは彼の考え・志をどれほど理解していたのか……。キャラクター(特に主人公)がどれも上辺だけで、感情移入や共感のしようもないし、憧れることも出来ない。何より“歌”“ミュージカル”に対する解釈の仕方が酷過ぎる。「突っ込みどころ」ならまだしも「見たくもない」シーンの連続でした。少なくとも私は、ディズニー映画で登場人物の歌う歌を、すべて“歌”と見てはいないし(独白やモノローグ等を映画的に表した、と感じています)お伽の国が単純な幸せばかりの世界だとも決して思ってはいません。そして現代ニューヨークへの幻滅。あらゆる意味で。子供の頃から憧れたり、大好きだった物語やそのキャラクター達の数々が汚された思いです。こんな映画に『ウォルト・ディズニー』の名前を使って欲しくない……。こんなものにかけるお金と時間があるのなら、もっと純粋なアニメ部門に力を注いで頂きたいのに……。時折出される過去作品の続編や番外編の方が、はるかに安心して楽しめます。(ついでに言わせて頂ければ、主人公は結局王子とは結婚しなかったのだから、最初から最後まで“プリンセス”の身分ではありません。なのにプリンセスと安易に呼ぶのは如何なものでしょう…)“お伽噺の不文律”に異を唱えるという設定なら『魔法使いハウルと火の悪魔(小説)』の方がよっぽど心地よく作られています。…もう、映画会社としてのディズニーの新作には、過剰な期待はせずにいた方が良いのでしょうか……悲しいですが。(そしてこんな映画に賛同した人の多さが、また悲しい)これを見て「ウォルト・ディズニーが作ったのは人が唐突に歌い出す変な話」等という誤解をする人が表れていないことを祈るばかりです。【アリス】

これ以上のパロディって不可能なんでは?笑いどころ、泣かせどころを完璧におさえて、直球のストーリーでこんなに面白いなんて・・・。見事な万人向けエンターテイメント。四の五の言わずにさくっと見るのが吉でしょう。甘ったるいディズニーアニメで始まったなあ、と思ったらニューヨークを舞台に変えてそれを平手打ち!でも結局はそれぞれがそれぞれを理解しだす・・・。王子が安宿に泊まるところとかの哀愁とか、姫がだんだんリアル世界の複雑性を理解しだすところとか、リスや召使のサイドストーリーも楽しい。魔女だけはリアルでもなぜか堂々と魔女だけど。ヒロイン役も無名に近い人を持ってきて、これだけのものを作れる。邦画なんて内輪のお遊びにしか見えなくなってしまうね。【gene_56】

最近のディズニーって他の作品からインスパイアされたと思われるシーンやストーリーが多くて好きじゃなかったんだけど、セルフパロディしてしまった事に、ディズニーの懐の深さを感じた。よかったのは特典ディスク、ヒロインのエイミー・アダムスの年齢が意外だったり、未公開シーンを見ると、脇役達にもしっかりとサイドストーリーがあったことが分かる。ただ、監督のコメント通り、ストーリーを簡潔に流れをよくする為にカットしたことは分かるが、王子や婚約者他、脇役達にももうスポットライトを当てて欲しかった。その為、ラストの大団円が唐突でこじつけっぽく見えてしまった。【tomoyae】

犬と私の10の約束[プレミアム・エディション](2枚組) / 田中麗奈/加瀬亮/福田麻由子/池脇千鶴/布施明の口コミ

あまり劇場で映画鑑賞中に感動して涙を流す事は滅多に無い俺ですが、本編の終盤には涙ボロボロでした。昔、実家で犬を飼っていたのですが、俺は本編にはかなり感情移入しました。よって、犬好き・ペット好きには★3〜4個の評価だと思いますが、それ以外の方が感動できるかどうかはわかりません。それと、1980年代の洋楽ファンとしてはシンディ・ローパーの名曲「タイム・アフター・タイム」を本編中に効果的に使っているのも気になりますが、メタル・ファンとしてはイングヴェイ・マルムスティーンのアルバム「トリロジー」のCDを何気に紹介しているのが気になります。「トリロジー」の曲が本編中に使われてはいなかったかと思いますが、俺は異常に気になります(笑)。ちなみに、この映画を鑑賞後に「SOYJOY」のCMを見るとまた違う意味でウケます(笑)。【ノビー2474】

主人公あかりが犬のソックスと暮らした10年間のものがたり。少女時代、あかりにとってソックスは無二の親友。だが、あかりが成人すると、ときに疎ましい存在にさえなり、「ソックスのためにたくさんの事を我慢してきた」などと口にすることも。ペットからは大切な贈り物をもらうけど、それには日々の世話が必要。そんな両面が目の当たりに。そしてペットを飼うことは、生命を最後までを見守ることでもあるだろう。ソックスとの別れのとき、あかりの心には感謝すべきだったことが次々甦ってくる。取り乱したように泣きながらもらす、「だってこのあいだまで子犬だったじゃない」ということばが胸に響く。ペットだけでなく、家族や親類、同級生、先輩、恩師、友人たち。。。日々何気なく接してきたのに、失うそのときになって、実はとても大切な存在だったのだと気付かされる、誰もが経験するその瞬間が、せつなく表現された感動的な場面でした。構成上、後半どたばたした部分があり、映画としての完成度では難もある。でも犬たちの演技が素晴らしく、また、あかりのパパを演じる豊川さんの輝きも抜群。そして、あかりの少女時代と成人後を演じる福田麻由子さん→田中麗奈さんへのリレーが本当にお見事、拍手モノでした。ペットを飼う人、飼ってた人だけでなく、暖かいきもちになりたいかたに、おススメです。【ちゃんどの】